あなたはもう読んだ? 沖縄出身の芥川賞作家・作品まとめ

あなたはもう読んだ? 沖縄出身の芥川賞作家・作品まとめ

沖縄県出身者による芥川賞受賞作品、すでに読みましたか? このまとめでは作家さんと作品を紹介していきます!
2015年05月07日に更新
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沖縄県出身の作家さんは結構いますよね。その中にはあの芥川賞を受賞した方もいます。この記事ではその作家と受賞作品についてまとめました!

1967年 大城立裕『カクテル・パーティ』

本土復帰前の1967年、『カクテル・パーティー』(岩波現代文庫)で沖縄初の芥川賞作家となった。「沖縄人(ウチナーンチュ)が書いた作品が全国レベルで日本文学として評価されることはないだろう」。沖縄で長く流布されていたそんな言説を覆しての受賞だった。
出典:www.asahi.com
復帰によって様々な沖縄振興策が取られ、生活水準はかなり本土に近づいた。それはメリットです。でも私は復帰直後、本土のある観光地で「日本の新聞が読めるのか」と珍しがられたことがある。いつまでも憲法が実現しないのは、やはり依然として本土による沖縄差別があるからではないでしょうか。その下で偽りの日米親善、「カクテル・パーティー」が続いているのではないかと思います。
出典:www.asahi.com

作品紹介

立裕 カクテル パーティー ... 出典:p.twipple.jp
「カクテル・パーティー」は前章と後章に分かれ、前章は「私」を主人公とする一人称の形態で進行するが、後章では「お前」と二人称で呼ばれることになる。
本土復帰前の沖縄。主人公の「私」は、米軍基地内のカクテル・パーティーに招かれる。 中国人弁護士の「孫」、内地の新聞記者「小川」、そして沖縄人の「私」は、パーティーの主催者であるアメリカ人の「ミラー」と、中国語会話のグループを作っていた。 その関係で、「私」はパーティーに招かれたのだ。彼らと中国語で沖縄文化論などを交わしながら、「私」は、選ばれた「沖縄人」として、基地の中でのパーティーを楽しんでいた。
出典:www.ownmap.jp
ちょうどその頃、M岬では、主人公の娘の身の上に、事件が起きていた。
米兵「ロバート・ハリス」に暴行された娘は、彼を崖下に突き落とし、大けがを負わせ逮捕されてしまう。娘が裁かれることは恐れない。 しかし「ロバート・ハリス」もまた裁かれなければならないはずだ。 まずは娘の裁判に「ロバート・ハリス」を証人として出廷させるため、「お前」は「ミラー」や「孫」や「小川」の友情を信じて、協力を得ようとするのだが。
やがて「カクテル・パーティー」の、「親善の論理」の「欺瞞」が暴かれていくことになる。
出典:www.ownmap.jp

1971年 東峰夫『オキナワの少年』

1956年に沖縄県立コザ高等学校を2年で中退。その理由について東は「トルストイを読みすぎた」「トルストイに較べて、学校の授業はつまらなかった」と述べている。
出典:ja.wikipedia.org
1971年に『オキナワの少年』で第33回文學界新人賞を受賞し、同作品で第66回(1971年下半期)芥川賞を受賞。
出典:ja.wikipedia.org
芥川受賞後、東さんは「これからは書きたいものが書ける」と思った。聖書やユングに触発され、夢の話を書きたいと思ったが、編集者の要求するものは、「沖縄の現実」を描いた『オキナワの少年』の続編であり、夢の話など荒唐無稽であるとして、しりぞけられた。自説を主張する東さんは次第に出版界から遠ざけられ、結局この40年間でだした本は5冊。
出典:katorishu.exblog.jp

作品紹介

オキナワの少年」原作・東峰夫 ... 出典:d.hatena.ne.jp
映画化された本作のあらすじを以下に記載しています。
沖縄から集団就職で上京した主人公のアメリカ占領下の沖縄における少年時代と上京した青年時代を交錯させながら夢と死や自殺に直面する現実を対比させ、復帰前の沖縄人の葛藤を描いている。
出典:ja.wikipedia.org
沖縄から集団就職で上京した主人公のアメリカ占領下の沖縄における少年時代と上京した青年時代を交錯させながら夢と死や自殺に直面する現実を対比させ、復帰前の沖縄人の葛藤を描いている。
出典:ja.wikipedia.org

1996年 又吉栄喜『豚の報い』

 96年に「豚の報い」で芥川賞を受賞した。どの作品にも少年時代の原風景がとけ込んでいる。「身近な体験が僕の小説のタネ」。沖縄から生まれたそのタネは神秘性を帯びて物語に不思議な世界観を与える。
出典:book.asahi.com
沖縄のスナックに勤める三人の女性と大学生の正吉が、豚がスナックに乱入した厄落としに御獄(ウタキ)参りの旅行をする話である。女達の様々な過去が語られ、沖縄の風習に従って風葬されている父の遺骨と正吉の緊張感のある出会いが描かれる。女達は時にユーモラスであり、愚かしくもあり、実に逞しい。沖縄の庶民のバイタリティが骨太く見事に書き込まれている。海の描写はそれだけで読む者を魅了する。
出典:www.geocities.jp
豚の報い
又吉 栄喜
文藝春秋
豚の報い

1997年 目取真俊『水滴』

沖縄県今帰仁村出身。沖縄県立北山高等学校を経て琉球大学法文学部卒業。期間工、警備員、塾講師などを経て県立高校の国語教師を務めるが、2003年に退職。1997年、『水滴』で第27回九州芸術祭文学賞、第117回芥川賞受賞。
出典:ja.wikipedia.org
県内の芥川賞作家は大城立裕氏(カクテル・パーティー)、東峰夫氏(オキナワの少年)、又吉栄喜氏(豚の報い)に次いで4人目。しかも昨年の又吉氏に続いて2年連続沖縄からの芥川賞作家誕生となった。
出典:ryukyushimpo.jp
沖縄で暮す徳正がある朝目覚めると、右膝から下が色・形ともに冬瓜(スブイ)のように大きく膨れ上がっていた。しかも、親指の先が裂けて、不思議な水が絶え間なく滴り落ちる。口もきけず、体も動かせないが意識ははっきりしていた徳正が見たものは、夜な夜な自分の足から出るその水を飲みに来る、日本兵の亡霊たちだった。その中に昔、自分が見捨てた親友・石嶺の姿が・・・。
出典:www.d3.dion.ne.jp
水滴
目取真 俊
文藝春秋
水滴

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